学資保険の返戻率ランキング2016 本当に利率の良い15社を比較

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なるべく得をする学資保険を選びたい!というのは、学資保険を検討している方の大半が抱く感情です。

 

今この記事をご覧になっているあなたも、きっとそのように感じているのではないでしょうか。

 

お得な学資保険を選ぶ上で「返戻率(へんれいりつ)」という分かりやすい指標があります。

戻り率と言われることもあります。

 

そこでここでは、その返戻率について詳しく解説し、その後、15社の学資保険を比較し、返戻率が高い順にランキング形式でご紹介します。

将来の我が子のためにお得に活用していきたい学資保険。

 

返戻率についての正しい知識、そしてどの学資保険が返戻率が高いのかを知っておくことで、あなたの学資保険選びがずっとスムーズになるでしょう。

学資保険における返戻率の基礎知識

将来のお子さんのために教育資金を貯蓄することを目的として提供されている学資保険。様々な家庭環境に対応できるよう、たくさんの特徴を持った商品が販売されています。

 

言い換えれば、学資保険を選ぶ際にチェックしなくてはいけない判断基準も増えてしまっているのです。

 

払込む金額と受け取る金額、払込む期間と満期の年齢、各種の保障や特約、といった商品それぞれの持つ特徴だけでなく、その学資保険を提供する保険会社の健全性(破綻しないかどうか)などといったポイントも関わってきます。

 

そのようなたくさんの要素のうち、学資保険を選択する上で最もフラットで、分かりやすい指標こそが「返戻率」なのです。

 

返戻率(へんれいりつ)とは、支払った保険金額の総額に対して、受け取れるお金の総額がどれくらいの割合なのか、というのを数値で表した戻り率です。

 

もっと簡単に言えば、”いくら払えばいくらになって戻ってくるのか率”といったところでしょうか。

 

ここに注目して比較検討することで、その学資保険がどれぐらいの貯蓄性(将来的に返ってくるお金が多い)があるのかをざっくりと判断することができるのです。

 

それでは、数字を使って実際に計算し、返戻率についてよりイメージを膨らませていきましょう。

 

学資保険の返戻率ランキング

1 返戻率の求め方

返戻率(戻り率)の構造自体は比較的簡単です。例えば、保険会社に全額100万円払って、10年後に保険会社から120万円を受け取ることができれば、20万円分得をしていますよね。

この時の返戻率は120%になります。

 

この支払った保険料の総額と、受け取れるお金が同じ金額だった場合の返戻率は、100%です。

 

もし、将来受け取れるお金よりも支払った保険料の総額の方が多ければ、返戻率は100%を下回ります。この現象を「元本割れ」と呼びます。

 

せっかく長い期間お金を預けてきたにも関わらず、将来受け取れる金額が預けた金額よりも少なくなってしまっては、わざわざ学資保険を契約するメリットが薄れてしまいますよね。

 

逆に、返戻率が100%以上であれば、払い込んだよりもたくさんのお金を受け取ることができるので魅力的と言えるでしょう。

 

このように、返戻率がわかれば、その学資保険がお得かどうか、ぐっと判断しやすくなりませんか?それでは、返戻率を自分でも計算することができるように、その構成要素を少し詳しく見ていきましょう。

学資保険の返戻率の求め方

1-1 返戻率における「支払うお金の総額」

設定した保険の保険料として保険会社に支払うお金の総額のことを、「払込保険料総額」と呼びぶこともあります。

 

保険料は毎月支払うものが一般的ですが、保険商品によっては半年に一度、年に一度などと選択できるものや、払込保険料総額を一括で支払う「一時払い」が選択できるものもあります。

 

さらに、通常18歳まで時間をかけて払うところを、払込期間を短縮した「10歳払い済み」や「12歳払い済み」に変更できるものもあります。

 

返戻率における「支払うお金の総額」

1-2 返戻率における「受け取れるお金の総額」

学資保険の返戻率を計算するときに必要になってくる、保険料から受け取れるお金の総額。この金額には、「満期保険金」と「祝金」の二つが含まれます。

 

満期保険金というのは、設定した保険期間が終わった(満了した)時に受け取ることができる保険金のことを指します。18歳満期の保険であれば18歳の時に、20歳満期の保険であれば、20歳の時に受け取ることができます。

 

祝金というのは、保険期間が満了する前に受け取ることができる一時金のことを言います。最初から付いているものもありますが、一般的には保険会社に申請することで受け取りが可能になります。

 

何かと出費のかさみやすい小、中、高校入学年度の進学準備として設定されているものや、それまでに比べて金額が大きくなる大学の学費に充てるため、大学在学中の4年間毎年祝い金を受け取ることができるタイプのものもあります。

 

すべてのお金を一括で受け取るのか、必要なタイミングに合わせてこまめに受け取るのか、家計の状況に応じて選択できる便利な機能となっています。

1-3 返戻率と利率の違い

学資保険の「返戻率」と、銀行預金などで使われる「利率」はどのような違いがあるのでしょうか。疑問を感じる方が多いポイントですので解説させていただきたいと思います。

 

「返戻率」は、先ほど解説した通り、保険の戻り率(払ったお金対戻って来るお金の割合)のことでしたね。

 

それに対して「利率」は、支払った金額に対する、毎年で受け取れる利子の割合のことを指します。

 

では、学資保険の返戻率は一体どれくらいの利率に相当するのでしょうか。銀行預金の利率と返戻率をシミュレーションしてみることにしましょう。

 

下の図では、一般的な銀行預金の利率に応じて、複利で18年間運用した場合の返戻率と、利子税20%を引いた後の金額で計算合計金額を併記しました。

 

利率 返戻率 100万円を運用した場合の金額
0.10% 101.45% 1,014,490
0.30% 104.40% 1,044,083
0.50% 107.45% 1,074,492
0.80% 112.16% 1,121,678
1.00% 115.42% 1,154,214

利率0.50~0.60%が現状最も良いとされている銀行預金。このように比較すると、学資保険は銀行預金よりも貯蓄性の高い金融商品だということがイメージできますね。

1-3-1 複利とは

利率のシミュレーションの際にさらっと登場した「複利」という言葉。

 

学資保険の返戻率とは直接関係のないところなので、読み飛ばして頂いても問題ありませんが、念のために解説しておきたいと思います。

 

「複利」というのは、元金(この場合は預けた金額のこと)によって生じた利子を、次期の元金に組み入れる「複利法」という方式によって計算された利子のことです。

 

この方式では、元金だけでなく利子にも次期の利子がつくため、期を追うごとに雪だるま式に利子が増加していくのが特徴です。

 

学資保険における返戻率の基礎知識

2 返戻率の落とし穴

ここまで見てきた通り、返戻率が高い学資保険を選んだほうがお得と見てまず間違いなさそうですよね。

 

それでは、すべての学資保険を返戻率順に並べて、一番高いものを契約してしまえば良いのでしょうか。実は、ここに大きな落とし穴が潜んでいるのです。

 

学資保険を選ぶ人の多くが返戻率に着目する、ということは保険会社も熟知しています。そのため、各保険会社もなるべく返戻率の高さをアピールしようとします。

 

アピールする、と言っても嘘をつくわけではないのですが、「現実的ではない条件」を設定することによって、とても高い返戻率を算出することができるのです。

 

返戻率が高いと思って飛びつき、資料請求をしたものの、その試算の設定が現実的なものでなかった、ということになっては、正直言って時間の無駄以外の何物でもありません。

 

そんなことにならないように、返戻率の算出方法に隠されたポイントを見ていきましょう。

 

返戻率の落とし穴

2−1 返戻率で気をつけたい”数字のマジック”

上の章でご紹介したように、多くの保険会社は返戻率高く見せるための工夫を駆使しています。おさらいになりますが、返戻率は「受け取ったお金」と「支払ったお金」によって求められるものですよね。

 

実は、学資保険というのはどの商品も、その「支払うべき保険料総額」が、”保険会社によりたくさんのお金を、より長期間預けている”状態にすることで少なくなるよう設定されているんです。

 

仮に22歳満期のプランで0歳から加入した場合、保険料を22年間払い続けることになりますよね。

 

同じ22歳満期の商品を2歳の頃から加入した場合は20年間。

 

両方のパターンを比べた時、前者の方が”より長期間預けている”ため、払込保険料総額が少なくなるような設定になっているんです。

 

多くの保険会社が、0歳から加入する前提でプランを説明しているのはこのためです。つまり、なるべくその状態になるような条件を設定して返戻率を算出することで、高い返戻率をはじき出すことができるのです。

 

また、保険満期が18歳でも払込期間を短縮することができる学資保険もあります。10歳までに払い込みを完了させるタイプのものなどです。

 

そうすると早い段階で保険料を全額払込んだことになる、つまり”よりたくさんのお金を、より長期間預けている”状態となります。そのため、18歳まで払い続けるよりも保険料総額が少なくなり、返戻率も上がるのです。

 

まとめると、払込保険料総額が少なくなるような、様々な条件をつけることで、返戻率は高くなり、各保険会社はその特徴を駆使して見栄えを良くしている場合がある、ということです。

 

イメージが湧いてきたでしょうか。

 

そこでここからは、保険会社が返戻率を高く算出するため実際に用いられている方法を、具体的にご紹介していきたいと思います。

 

返戻率の注意点

2-2 返戻率の”数字のマジック”の種明かし

上の章でお伝えしたように、払込保険料総額がなるべく少なくなるような条件を設定し、返戻率を高く算出している保険会社が多々あります。

 

現実的ではないものの、最も返戻率が高くなるであろう、という条件を挙げてみました。

 

契約者(親) 16歳女性
被保険者(子) 出生前
払込期間 一括前払い
料払込免除特約 なし
医療特約など なし
お祝い金や一時金 なしor満期まで繰り越し

こういった非現実的な条件で試算を行えば、どんな学資保険であっても110%を超える返戻率がはじき出されます。

 

そのような”数字のマジック”とも言える試算に騙されることがないように、今回の条件で返戻率を下げるポイントとなったところをおさらいしておきましょう。

 

契約者の年齢を16歳にしたのは、若年齢であるほど保険料が少なくなるから。同じく女性にしたのは、男性に比べて保険料が少なくなるからです。

 

加入する際の被保険者の年齢を出生前にしたのは、先ほどお伝えした通り保険期間が長いほど保険料が少なくなるため。

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